よくある質問

建築関係のQ&A


Q : モルタル又は木造の外壁モルタルのひび割れ等に使用出来るか?

モルタル50mm以上であれば使用可能。但し、木造外壁などのラスモルタルは厚みが不足な為、あまり奨められない。

Q : 「ラドコン7」施工後、タイル又は塗装が出来るか?

タイル・塗装(外壁用)仕上げは可能。

Q : コンクリートに散布する事により、どの様に作用するのか?

  • コンクリート中に30mm以上浸透した「ラドコン7」は、コンクリート中の遊離した水酸化カルシウムと反応し、珪酸カルシウムの結晶及びシリカゲルがコンクリート中の細孔・空隙やクラックを閉塞する。
  • 散布後は密度の高いコンクリートに改質しているので、乾燥収縮や熱伸縮等によるひび割れが発生しても、雨水と接することによりコンクリート内に保護されたゲルと再び反応し、コンクリートのひび割れに追従して防水層が追従する。

Q : 「ラドコン7」の施工上の注意点は?

  • ジャンカ・ひび割れの補修を前もって行う。(補修箇所へ散布処理の上、補修を行う)
  • 高圧洗浄は十分に行うこと。
  • 金属類やアルミ材のある場合は、養生の必要が有る。
  • 乾燥面には水分の供給を、十分に行う。

Q : 雨漏り調査方法は?

独自の工法(施工特許取得)で、雨水の浸入する箇所及び雨水の経路を発見し、雨漏り原因を追求し、補修対策を検討。

コンクリート構造物のひび割れ・打継ぎ・屋上防水層・サッシ取合等に調査管を設置し、調査液を不具合個所から注入し、既存雨漏り個所に流出させて雨水の経路を特定する工法。

Q : 浴槽や池の水漏れを調査する事が出来るか?

浴槽であれば可能であるが、池の場合は無理である。
浴槽及び側溝等に調査液を溜め、ドレン金物取合及び防水端末等調査する事が可能であるが、池・スーパー銭湯・スポーツクラブの浴槽及び洗い場から漏水して階下に漏水している場合は、アルカリ反応型注入工法で止水する事が出来る。

アルカリ反応型注入工法⇒「アウターシール」(主剤)と「アウターシールB」(促進剤)の2液を混合・攪拌し、機械注入によりコンクリート躯体・ひび割れ内部深くに注入する工法。

Q : 地下構造物の雨漏り調査及び止水は可能か?

地下構造物の場合、雨水による雨漏りと湧水による漏水がある。
外部側で確認・目視できる箇所で、地下B1の天井からの雨漏りであれば調査は可能であるが、特に外壁から浸入する湧水の浸入経路を調査して特定する事は難しい。しかし、地下室・地下ピット・地下駐車場の漏水は、アルカリ反応注入工法で止水は可能である。

Q : 斜壁のシングル屋根の雨漏り調査は可能か?

シングル端末水切り部に調査管を設置し、雨水の浸入口及び雨水の経路を特定できる。

Q : 調査液の種類は何種類あるか?

「スーパー8」のカルシウムを主剤とした着色は、食品添加物の白・赤・青・黄色の4色がある。

Q : 複数に雨水の浸入口があった場合の特定方法は?

赤色の調査管(調査液)と青の調査管(調査液)が混ざり合えば紫色、青色の調査管(調査液)と黄色の調査管(調査液)が混ざり合えば緑色、黄色の調査管(調査液)と赤色の調査管(調査液)が混ざり合えばオレンジ色に変化し、複数の箇所を同時に調査する事が出来る。