ケイ酸塩系コンクリート含浸注入工法の特徴と工法
ケイ酸塩系コンクリート含浸注入工法はケイ酸塩系の特徴を生かした注入工法で、材料は無臭であり、臭気などによる健康への影響ない材料で、工法としても、無振動・無騒音・無粉塵で室内からの作業注入可能な工法。
ケイ酸塩系の材質の性質を生かし、微小ひび割れにも侵入可能であり0.1mm程度まで注入可能。
ジルコン自動低圧 注入工法の作業手順
室内からの注入
- 上げ材の除去ひび割れの確認
- 黙示で確認できる範囲ひび割れマーキング
- 注入プラグ部分にφ6㎜削孔
- 注入プラグの固定
- 止水材を注入
- 減水を確認し注入材を充填
- 微小ひび割れ(0.1㎜)程度のひび割れより止水材が流出
- 計測0.1㎜を確認
コンクリート劣化抑制表面含浸材
ジルコン#50・#55中性化抑制
主成分は「けい酸塩系」(反応型けい酸塩系表面含浸材)で、塗布・乾燥後2〜3日間の散水養生を行うことで、ラドコン#7がコンクリート内部に浸透し水酸化カルシウムが反応し、結晶体を生成する事でコンクリート表層部を緻密化します。また、未反応のまま残存している主成分は、水分が供給されると再び溶解し、水酸化カルシウムと反応する特徴を持っており防水・止水効果を発揮します。また、コンクリート表層部を緻密化しますので、外部から侵入してくる雨水や塩化物等をシャットアウトします。
特徴
- 防水効果が高い
- 中性化抑制効果に優れる。
- クラック自己修復(追従)性
- 耐久性に優れる
- 接着力を増大させる(コンクリート・モルタル面)
- アルカリ骨材反応の膨張抑制効果がある
クラック専用コンクリート改質防水剤
スーパーゲル
無機質浸透性コンクリート改質防水剤「ジルコン」シリーズのクラック補修専用防水剤です。
コンクリートのクラックに直接スプレーして、乾燥後散水処理(3回以上)を行うと、スプレー液の「スーパーゲル」が多孔質のコンクリートクラック内部に防水層を形成します。
特徴
- 防水効果が高い
- 中性化抑制効果に優れる。
- クラック自己修復(追従)性
- 耐久性に優れる
- 養生機能に優れる
- アルカリ骨材反応の膨張抑制効果がある
自動低圧コンクリート改質材 注入施工要領
ジルコン自動低圧注入工法
ジルコン#20・主剤+ジルコン#100・反応促進剤
作業フロー
検査・検測・墨出し
クラックスケール等でクラック幅、長さ壁厚みを計測し、注入位置の確認を行う。
- ひび割れ幅 0.2mm以下から1.0mm。
前処理
ワイヤーブラシ・ディスクサンダー等でシール材塗布予定部を研磨し健全な面を出す。油分はシンナー等で拭き取る。

シール材塗布とプラグの貼り付け
ひび割れに沿ってシールを行うと同時に10cm〜20cm間隔にBプラグを貼り付けるため、直系5cm位の円を描き、円の中心1cmくらいの大きさで注入口を確保し、その上からプラグを圧着する。
- 注入ピッチ:10cm〜20cm
- シール幅30mm、厚み2〜5mm程度
- グラウトパック(強接着タイプ)
- 熱可塑性ゴム系
養生
剥離シールの硬化確認
- ヘッドセット及び養生1日24H
ジルコン#100 反応促進剤
ひび割れへ反応促進剤を注入口よりSKポンプ等を用いて注入を行う。圧力タンクの注入量を管理しながら行う(SKポンプは透明な手押しポンプ)。
- ポンプで内部に反応促進剤の動きがなくなるまで注入を行う(取り付け圧力タンクにこまめに注入・計算量を注入)。
漏水箇所の確認
閉塞部分以外への漏水調査
- 加圧によるひびわれ部分以外の漏水箇所の確認。漏水部分は清水にて洗浄
乾燥
ひび割れ内、乾燥養生1日24H
- 反応促進材(ジルコン#100)を乾燥
清水の注入
圧力タンク・Bプラグ内部清掃(反応防止)
- プラグ内の反応促進剤注入時、直に反応を起こさないように
ジルコン#20主剤注入
ひび割れへジルコン#20主剤を注入口よりSKポンプ等を用いて注入する。圧力タンクの注入量を管理しながら行う(SKポンプは透明な手押しポンプ)。
- 圧力タンクで内部にジルコン#20主剤の動きがなくなるまでの注入を行う(取り付けタンクにこまめに注入・計算量を注入)。
- 計算数量を注入
乾燥
清水の注入
ジルコン#20主剤の反応促進
- プラグ撤去前に清水の注入
シール材撤去
シール材及びプラグを皮スキ等を用いて撤去する。
- 撤去作業1日12H
確認
必要に応じて点検・検査を行い、数量使用材料を確認する。
注入カップコンクリート改質材 注入施工要領
グリンシール主剤+グリンシールB剤 カップ工法
1:1の割合で投入
作業フロー
検査・検測・墨出し
クラックスケール等でクラック幅、長さ壁厚みを計測し、注入位置の確認を行う。
- ひび割れ幅 0.2mm以下〜1.0mm
前処理
ワイヤーブラシ・ディスクサンダー等でシール材塗布予定部分を研磨し、健全な面を出す。油分はシンナー等で拭き取る。

シール材塗布と計量カップ取付け固定
ひび割れに沿ってシールで閉塞、同時に10cm〜20cm間隔に注水カップをひび割れを塞がない様剥離シールにて固定。
- 注入カップ:@10cm〜20cm
- シール幅30mm、厚み2〜5mm程度
- グラウトパック(強接着タイプ)
- 熱可塑性ゴム系
養生
剥離シールの硬化確認。
- 注水カップ硬化養生1日24H
グリンシールB剤注入
ひび割れへグリンシールB剤を注水カップへ計量器具にて注水を行う。注水量を管理しながら行う。
- 注水カップ内のグリンシールB剤の動きがなくなるまでの注入・注水を行う(取り付け注水カップへの注水量を計測記録)。
漏水箇所の確認
閉塞部分以外への漏水調査
- ひびわれ部分以外の漏水箇所の確認
- 漏水部分は清水にて洗浄
グリンシール主剤注入
ひび割れへグリンシール主剤を注水カップへ計量器具にて注水を行う。注入量を管理しながら行う。
- カップ内部のグリンシール主剤の動きがなくなるまでの注水を行う(取り付け注水カップへの注水量を計測記録)。
乾燥
清水の注入
グリンシール主剤の反応促進
- 取り付け注水カップの撤去
シール材撤去
シール材及び取り付け注水カップを皮スキ等を用いて撤去する。
- 撤去作業1日24H
確認
必要に応じて点検・検査を行い、数量使用材料を確認する。







